前回、靖国神社の参集殿で曽祖父の情報を調べていただきました。
その際に、兵籍簿の取得の方法についての用紙を頂いたので、そちらを参考にしながら兵籍簿を取得するために何をしたら良いのか確認いたしました。
海軍の場合は、厚生労働省の社会援護局業務課調査資料室が担当の部署で、閲覧は基本的には遺族の方に限定されているようです。
兵籍簿を取得するためには、戦死者との関係が証明できる公文書類(戸籍謄本など)が必要とのこと。
「予め電話等でご確認の上取得手続きをしてください」との記載がありましたので、まずは電話して確認してみることにしました。
厚生労働省の社会援護局業務課調査資料室の番号に電話をしたら、女性の方が対応してくださいました。
取得に必要なものは以下の4点とのことです。
- ご遺族(依頼者)の身元確認書類(氏名及び住所が記載されている運転免許証又は健康保険証等のコピー)
- 戸籍謄本(・ご遺族関係が確認できる戸籍(※婚姻等による改姓が確認できるものを含む。)・死亡年月日(戦没年月日)が確認できる戸籍(除籍))
- 開示申請する日前30日以内に作成されたご遺族(依頼者)の住民票
- 旧軍人軍属の個人情報開示申請書
旧軍人軍属の個人情報開示申請書は厚生労働省の旧陸海軍から引き継がれた資料の写し等の申請についてというページからダウンロードをすることができます。
というわけで、申請書類を揃えるために、まずは曽祖父の除籍謄本をどのように入手するか調べました。
当時曽祖父の情報として分かっていたことは、名前と死亡時に神奈川県横須賀市に本籍があったということくらいで、生年月日や本籍地の番地も分かりませんでした。(祖母に確認しても覚えていないとのこと><)
住所については、靖国神社の参集殿で曽祖父の情報を調べていただいた際に、本籍地の番地も情報として登録されているとのことでしたので、電話して確認してみたところ、番地を教えていただくことができました。
その後、横須賀市役所に除籍謄本を取得しに行きました。私は知らなかったのですが、直系の子孫であれば除籍謄本を取得することができるようです。
生年月日が分からない状況でしたが、曽祖父の住所と曽祖父との関係(私の母方の祖母の父であること)を説明し、何とか除籍謄本を発行していただくことができました。あの時の横須賀市の職員さん、本当にありがとうございました…!
こちらの除籍謄本と、他の必要書類と合わせて厚生労働省の社会援護局業務課調査資料室へ送付しました。
次回は、兵籍簿が届いたときのことを書いていこうと思います。
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