曽祖父について調べるにあたって、まずは祖母(曽祖父の娘)に曽祖父のことを聞いてみたのですが、「曽祖父の誕生日も、戦死した日も、海軍で何やっていたかも分からない」とのことでした。
そのため、まずは情報がありそうな靖国神社へ行ってみました。
靖国神社の隣にある「遊就館」という建物は太平洋戦争で亡くなられた方の遺影が1万柱展示されております。
もしかしたら、その中に曽祖父が展示されているかもと思い、遊就館の受付の方にお伺いしました。
曽祖父の名前、戦死した場所、戦死した時の本籍地の県名などを伝えて調べて頂きましたが、遺影はありませんでした。(残念)
そもそも遺影は遺族が提出していないとないらしい…
そこで遊就館の受付の方が、「参集殿であれば亡くなった方の照会が出来る」ということを教えてくださったので、今度は靖国神社にある参集殿という場所へ行ってみました。こちらは正式参拝される方々の控え室として使われているそうです。
早速参集殿で、曽祖父について調べて頂きました。
用紙に自分の名前、戦死した人との関係(私は曾孫になります)、戦死した場所、戦死日、戦死した時の階級、戦死した時の本籍地などを分かる範囲で記載し、しばらく待ちます。
20分くらいで調査結果の「御祭神調査の件」という紙をもらうことができました。
↓これです。
ここで戦死した日が1944年7月8日ということが判明しました。(サイパンは玉砕しているため、戦死日不明の場合は、一律で7月8日にしている場合もあるようです。)
「御祭神調査の件」に記載されている戦死時の本籍地は県名のみの記載となりますが、希望すれば番地まで教えてもらうことができます。
合わせて、「兵籍簿の取得について」という紙をもらいました。(青マーカーは私が引いたものです)さらに細かく軍歴を調べたい人のために兵籍簿を取得する際の問い合わせ先が記載されています。
海軍の場合は厚生労働省に依頼すれば兵籍簿の閲覧が可能だそうです。
遊就館だよりの「英霊のご事績を調べる」という記事のコピーも頂きました。(青マーカーは私が引いたものです)
照会していただいた後は参拝をしました。
申込用紙に記入し、参拝します。玉串料(初穂料)は、一人2,000円以上から受付していただけます。
後日、照会していただいた紙を母にLINEで送ると、曽祖父の娘である祖母と祖母の妹はこれまで戦死日を知らなかったらしく、とても喜んでくれました。
祖母と祖母の妹が喜んでくださったおかげで、母も兵籍簿の取得に前向きになってくれたので、本格的に兵籍簿取得に動くことになりました。
次回は兵籍簿取得のために必要書類を集めます。
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